2017年4月27日木曜日

5月の図工パーク「鯉のぼりのデザイン」の紹介

5月の図工パークは1回目「鯉のぼりのデザイン」です。

5月といえば「鯉のぼり」。
日本の伝統的なモチーフですが、図工パークらしさを出したいと考え・・・



ポップな雰囲気の「鯉のぼり」が完成しました。

節句の時期だけじゃなく、一年中飾っていたくなるような作品を目指しました。

色のにじみやグラデーションを使ってウロコを表現しています。


図工パークのコンセプトの1つに道具を使う。というものがあります。
今回は大きな穴あけパンチを人数分ご用意いたしました。
まずは、紙を染める、そして染めた紙を乾かし道具を使って加工する。
最後に偶発的にできたムラをセンスよく配置していきます。

表現センスというものは自由に作らせるだけでは身につかないものです。
制作する際の道具や技法を制限することで、逆に表現は高いレベルで広がりを見せます。
また、作品の完成度が高まることで、子供たちに次回も続けて作りたいという向上心が芽生えていくのです。
うちのアトリエに初めて来るお子様からよくお聞きするのは、以前は絵を描くのが好きだったけど、ある時上手く行かなかったから、そこから嫌いになってしまった。辞めてしまった。という声です。
本当は好きだったものを嫌いになってしまうのは、とても悲しいことです。

図工パークで小さな失敗と大きな成功を体験することで、自分にもこんなことが出来るんだ!ということを発見して自信を身につけていきましょう。




GWの平日は全館お休みとなり、5月6日土曜日より図工パークは開講しています。
よいGWをお過ごしくださいね!



2017年4月26日水曜日

5月の図工パーク「ほねほねくじら」の紹介。

5月の図工パークは1回目「鯉のぼりのデザイン」と2回目「ほねほねくじら」です。


今回は「ほねほねくじら」の紹介。

同じ骨格ベースから、くじらやお魚さん、えびに姿を変えられます。アレンジする、バリエーション展開を考えられるところまでいけたらGood job!です。
小さいお子様は、ほねの数を減らした金魚バージョンもあります。
作品は図工パークオリジナル設計。

今月は体験の方も同じものを製作できるようにしております。









2017年4月10日月曜日

3月の完成作品「デッサン」ー岡山市の子供造形教室

新学期が始まりましたね。
満開の桜に迎えられて新しい生活を始められた方もいると思います。
図工パークでも新しいお友達が増えました。

初めて来るときは不安そうな顔の子も、帰るときには笑顔に変わっています。
「たのしかった」「また来たい!」と言ってもらえるのがとてもうれしいです。
「楽しい」と感じてもらうこと、それが子供のやる気や能力を引き出すと図工パークでは考えています。
子供は一人ひとり違う人間です。
その子に合ったサポートの仕方をすることでその子の個性が見えてきます。
一斉指導ではなく個別指導、少人数制だからこそできることがあります。

今回の課題はデッサンでした。
デッサンはシンプルな課題ですが、集中力をとても使います。
なので描き終わる頃にはぐったりという子も多かったです。
それだけ「みる」ことに神経を注いでいることが分かります。
こちらに掲載したのは比較的年齢の高い生徒の作品です。
小さな生徒さんでモチーフの他に自分の好きなものなども加えて描いてくれた子がいました。
理由を聞くと「パンダがひとりぼっちで寂しそうだったから」とのこと。
なんだかうれしくなりました。

from こんこん









2017年4月3日月曜日

3月の完成作品「ランプシェード」ー岡山市の子ども造形教室

3月の[工作]は風船に和紙を貼って作るランプシェードでした。
水で薄めた木工ボンドを刷毛で和紙に塗る作業を何度も繰り返して仕上げるので大変だったかと思いますが、みんな最後までやり遂げました。
完成したランプシェードをビビ先生お手製のブラックボックスに入れてみると・・・
なんて素敵!な作品がたくさんできました。

図工パークの生徒で、アイデアを形にするのが大好きな男の子がいます。
講師の既成概念を軽々と飛び越えるユニークな発想の持ち主です。
今回は和紙の中に丸めたモールを埋め込んでみたり針金をつなげてみたりと、大人では思いつかないようなやり方で制作してくれました。
ひらめいたアイデアを形にするときのキラキラしたまなざしをみると、人は生まれながらに表現者なんだと感じます。
課題という制限があるからこそ思いつくひらめきや発想。
これからも、子供の「やってみたい、できるかな?」の気持ちに寄り添っていきたいです。

from こんこん