2015年12月22日火曜日

月2回コースでは1回は図工、もう1回は絵画イラストや粘土などです。

月2回コースでは1回は図工、もう1回は絵画イラストや粘土などです。

 「図工と絵画を交互におこなっています」とサイトにはわかりやすく書いていますが、実際北欧式の図工パークでは、絵画やイラストを立体に描くこともよくあります。ですから日本式のように今日は絵ですか?工作ですか?と聞かれても、「その両方です」と答えなければならないような講座も多くあります。

例えば、今月の石のキョロちゃんでは、石に目をつけて、そこから自由なキャラクターを想像して描いてもらいます。人はどんなものでも目があると、それらを生き物と認識してしまう基本心理があります。それを利用してキャラクター(何かの生き物イメージ)を描いてもらうという講座です。キョロちゃんに彩色することは工作とも絵画ともとれます。

また、早くできた子には、発展プログラムでキョロちゃんのいる風景を描いてもらいます。これは絵画になります。




こうして、絵画や工作といった枠組みを取り払い
自由な発想を広げていく教育の考え方「北欧式」を
図工パークでは基本としています。



今月の2回目は、
立体が好きな男の子たちは粘土で海の生き物を作りました。

絵画でいう絵の具で描くという表現を
粘土でおこなった半立体の作品です。


こちらは同じ課題でも
粘土にストローをさして
立体造形として
針千本(ふぐ)をつくった作品です。


同じ課題でも個々の適正に合わせて
柔軟に手法と発想を広げてもらえるよう工夫をしています。





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